将来、費用対効果評価分野の研究者を目指す大学院生募集
国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター(C2H)では、医療技術評価や費用対効果評価の分野で私たちと一緒に研究を行い、学位取得後は本分野において専門的な活躍をしたいと考える大学院生(博士後期課程在籍中あるいは博士後期課程に進学予定の方)の募集をしています。
主な研究領域は、医療技術の経済評価、QOL尺度の開発・使用、レセプトデータ解析、費用対効果に関する政策評価などになります。費用対効果評価の領域での最先端の研究や情報に触れられる機会はなかなかありません。また私たちは厚生労働省など政策決定の現場とも近いのが特徴です。将来本分野での活躍を目指す意志がある方はぜひご連絡ください。(なお、単なる学位取得目的での受け入れは行いません)
ただし、保健医療経済評価研究センターは国立研究所であり、学位授与機関ではありません。学位を取得するためには、他の大学院に所属しながら、私たちとの共同研究などに従事してもらうことが必要です。
また、本センターの特性上、特に製薬企業や医療機器企業に所属する社会人大学院生や、それらの企業に既に就職が決まっている大学院生の方々を受入れることができません。
すでに他の大学院で研究室に所属している(あるいは所属が決まっている)博士後期課程の方々
保健医療経済評価研究センターでの共同研究を希望する場合、必ず指導教官からの許可を得てからの実施になります。事前のご相談はもちろんお受けしますが、最終的に指導教官からの許可がない場合は、共同研究の実施は困難ですので、卒業研究の方向性なども指導教官と相談の上お願いします。
これから博士後期課程の大学院への進学を希望する方々
本分野の研究に従事したい、あるいは保健医療経済評価研究センターでの共同研究により学位を取得したいけれども、どこの大学院(博士後期課程)への進学するのか決まっていないなどの場合は、ご相談をお受けします。ただし、保健医療経済評価研究センターでは学位を授与できませんので、最終的には各種調整の上で他の大学院に所属していただく必要があります。
(※) 受入れにあたって試験等はありませんが、本センターでの受入可能人数や、本人の希望、能力・適性などを考慮の上、決定いたします。すべての希望者を受入れられるわけではありませんので、ご承知おきください。
(※)単に学位取得や論文執筆を目的としている場合は、受入れられないことがあります。